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狂言師で俳優として活躍する野村萬斎。和泉元彌も同じような印象ですが、違いはあるのでしょうか?年齢も現在何歳なのか気になります。また2020年の東京オリンピックへの思いとは?野村萬斎と和泉元彌の違いは?年齢は?野村萬斎の東京オリンピックへの思いなどをご紹介。
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野村萬斎の年齢やプロフィール
第31回東京国際映画祭にて、野村萬斎の舞台挨拶が決定 野村万作・萬斎・裕基、野村家三代に迫ったドキュメンタリーが上映 #東京国際映画祭 #TIFFJP #野村萬斎 #野村万作 #野村裕基 https://t.co/SqFPfShC1m pic.twitter.com/fag5fbDX3c
— SPICE[舞台情報メディア]/e+ (@spice_stage) 2018年10月22日
野村萬斎さんは1966年4月5日生まれの能楽師、俳優です。
気になる年齢は、2019年2月現在で52歳ということになりますね!
野村萬斎さんの本名は野村武司(のむら たけし)さんといい、狂言方和泉流の家系で、幼いころから狂言の稽古をしていたそうです。
また、野村萬斎さんは能楽の道だけではなく、俳優としても活躍し、数々のドラマや映画などにも出演しています。
父親は野村万作さんで、2人の姉と妹を持ち、4人姉弟の3番目として生まれました。
筑波大学付属小学校、筑波大学付属中学校・高等学校の出身で、東京藝術大学の音楽学部邦楽科能楽専攻を卒業しています。
その後、1994年に萬斎を襲名しています。
野村萬斎さんはすでに結婚しており、長女の野村彩也子(さやこ)さん、長男の野村裕基(ゆうき)さん、次女の野村彩加里(あかり)さんの3人もお子さんがいます。
その中の、野村裕基さんとは公文のCMで共演しており、2019年からは長女の野村彩也子さんも出演して、親子3人での共演が話題になっています。
野村萬斎を有名にしたのは陰陽師?「陰陽師」とは?
野村萬斎さんといえば、「陰陽師」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
「陰陽師」は2001年に公開された、平安時代に陰陽師として活躍した「安倍靖明」を主人公とした小説が原作の映画です。
主人公の安倍靖明を野村萬斎さんが演じ、その年のアカデミー賞にて野村萬斎さんが、「新人俳優賞」と「主演男優賞」の2つの賞を受賞し話題になりました。
最近では、フィギュアスケートの羽生結弦選手がソチ五輪オリンピックで、映画のテーマ曲である「SEIMEI」を使用し、陰陽師を意識して取り入れた演技も話題になりましたね。
その際、羽生結弦選手は野村萬斎さんに陰陽師のアドバイスをもらったそうで、そのおかげか、オリンピックにて300点超えをしています!
野村萬斎と和泉元彌って仲が悪いの?
野村萬斎さんと同じく狂言師として和泉元彌さんが有名ですよね。
野村萬斎さんと和泉元彌さんは共演NGや仲が悪いと言われていますが、2人ははとこで祖父同士が兄弟だそうです。
和泉元彌さんですが、「能楽狂言方和泉流二十世宗家」を名乗ってはいますが、これは自称であり正式なものではありません。
和泉元彌さんが21歳の時に、正式な手続きを取らず、勝手に家元になってしまったのだとか^^;
また、スケジュールのダブルブッキングで公演をドタキャンしたり、移動にヘリコプターを使うなどの行いが騒動になり、和泉流の身内が能楽協会に和泉元彌さんの除名処分を申請し、そこから裁判に発展してしまいます。
その結果は、最高裁にまで進み、和泉元彌さんは除名処分の次に重い、退会命令を下されることに…。
そして、和泉元彌さんは能楽協会の関わる舞台には出れなくなりました。
裁判中にも和泉家は、駐車違反、接触事故、和泉元彌さん夫婦の別居などトラブルが続き、更には、和泉元彌さんのプロレスデビューと、もはや狂言師とは言えないような状態に(>_<)
一方、野村萬斎さんは「のぼうの城」や「シンゴジラ(ゴジラのモーションアクター)」などの話題作にも出演し、俳優として世間に認知されていき、今では狂言師=野村萬斎さんと言われるほどになりました。
また、過去に和泉流が断絶していた時期があったようで、これを復興させたのが和泉元彌さんの父なのだそうです。
和泉元彌さんの父は、三宅派から本家の養子となり、和泉流の家元となったのですが、このとき三宅派と野村派はもめたのだとか。
そういうこともあり、野村萬斎さんと和泉元彌さんは、野村派と三宅派ということで、仲が悪いと言われています。
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野村萬斎と和泉元彌の狂言の違いは?実力や家系の違い?
野村萬斎さんと和泉元彌さんは同世代なので、どちらが実力があるのか、2人の狂言の違いなどが気になりますよね。
まず、実力ですが、圧倒的に野村萬斎さんを支持する方が多いようです。
個性的で魅力的、所作の確実性、表現力といった面で支持されていて、高い狂言の実力をうかがえます。
野村萬斎さんと和泉元彌さんは同じ和泉流ですが、このように評価に差が出てしまったのは2人の家系が関係してきます。
和泉元彌さんは、稽古をつけていた父が亡くなってから、狂言の活動を続けるものの「芸が未熟、家元とは言えない」といった批判も受け始めます。
そして、和泉元彌さんは「能楽狂言方和泉流二十世宗家」を正式な手続きをしていないことなどを理由に能楽協会から退会命令を受けました。
このことにより、和泉元彌さんは正式な狂言師ではなくなり現在は自称狂言師という扱いになっています。
それに、和泉元彌さんは父の他界後、きちんとした稽古はつけていなかったようです。
これに対して、野村萬斎さんは人間国宝である父、野村万作さんから稽古をつけ続けています。
父親による稽古が2人の評価の違いに出てきているようですね。
稽古をつけてくれる人の存在、どれだけ狂言の稽古を続けたかの違いが大きいようです。
野村萬斎は狂言師だけど、和泉元彌の今の活動は?
野村萬斎さんは、狂言師、俳優として活躍していますが、和泉元彌さんはというと現在も公演をしているようです。
ただし、これは能楽協会の公演ではなく、和泉元彌さんが姉やお子さんと行っている、自主公演です。
ほかにも、小学校で狂言を知ってもらうための、訪問巡業なども行っているそうです。
和泉元彌さんはブログやツイッターもやっているので、そこで近況なども知れます。
和泉元彌さんは以前に比べてテレビでの露出は減っていますが、最近ではチョコレートプラネットによる物まねが話題になってきていますね。
これを機に、本人コラボなどで再びテレビに出るかもしれませんので、注目ですね♪
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野村萬斎東京オリンピックの開閉会式総合統括に就任?
狂言、舞台、映画、ドラマ、公文のCMでの親子共演と活躍が幅広い野村萬斎さん。
その、野村萬斎さんが、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式を演出する総合統括(チーフ・エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター)に就任しました。
野村萬斎さんが総合統括に選ばれた理由として、組織委の中井元チーフセレモニーオフィサーは
「狂言、映画、舞台と伝統から現代まで幅広い見識がある。日本の文化は多様なのでそこの間口が広く、いろいろなことをやっていた方が良いと判断された」
と語ったそうです。
東京オリンピックの開会式、閉会式に関する記者会見で、野村萬斎さんは、
「式典を担う大役に、非常に身の引き締まる思い。シンプルかつ和の精神に富んだオリンピック・パラリンピックになるよう全力を尽くしたい」
とコメントしました。
野村萬斎が語る、東京オリンピック・パラリンピックへの思い
野村萬斎さんは式典のコンセプトについて
「鎮魂と再生は、能や狂言において重要な部分。その精神を復興五輪にも生かすことは、非常に意味があるとチームの皆さんに賛同をいただいています。何より良質な日本の精神にのっとったものにしたい」
と語りました。
演出については「なるべく観てわかるものにしたい。手法に伝統的な手段や発想でありながら、現代に生きる人々の印象に残るような、テクノロジーを含めたいろいろな使い方で盛り上げていきたい」との思いを語ってました。
オリンピック・パラリンピックの開閉会式という4つの式典について、野村萬斎さんは「式典を4話完結とするなら、パラリンピックの閉会式が結びになる。その結び方が未来へ発信する大きなポイントになる」と結びと未来への期待をよせています。
また、羽生結弦選手が「陰陽師」のテーマ曲を使用したこともあり、記者会見では、羽生結弦選手が登場するのかという質問もww
それに対して野村萬斎さんは「それはたくさんの方が思い浮かべていますが、当日のお楽しみということにさせてください(笑)」とユーモア交じりに答えていました笑
羽生結弦選手が登場することを期待したいですね♪
野村萬斎と和泉元彌の違いとは?年齢や、オリンピックへの思いまとめ
狂言師としてはもちろん、俳優としても活躍している野村萬斎さん。
人間国宝である父、野村万作さんから厳しい稽古をつけられ、今では狂言師=野村萬斎さんと言われるほどに。
大きな話題となった陰陽師から親子3人でのCM共演と幅広く活動する中、東京オリンピックの開閉会式の総合統括に就任と今後さらに幅を広げていくのではないでしょうか。
今後の活躍や、オリンピックがますます楽しみですね!